復習と忘却対策

簿記は「前の単元を忘れる」のが当たり前!一歩進んで二歩下がるループを抜け出す復習法

忘れることを責めるより、忘れる前提で復習を組み込みましょう。簿記は積み上げ型だからこそ、関連単元に戻れる導線と、崩れても自動で修正される学習スケジュールが重要です。

「新しい単元に進むと、前に勉強した単元をすっかり忘れてしまう」

「一歩進んで二歩下がるような状態で、一向に実力が定着している気がしない」

簿記の勉強を進めていく中で、自分の記憶力の無さに嫌気がさしてしまうことはありませんか?

しかし、「忘れてしまう」と焦る必要は全くありません。それは人間の脳の仕組みとして当然のことだからです。

この記事では、簿記特有の「積み上げ型」の構造と、忙しい社会人が忘却を防ぎながら最短で実力を定着させるための学習計画のコツを解説します。

簿記は「人は必ず忘れる」という前提で挑む科目

歴史の勉強などとは違い、簿記は前の単元の知識を100%使って次の単元に進む「積み上げ型」の科目です。そのため、前の単元を一つ忘れただけで、次の問題が全く解けなくなるというドミノ倒しのような現象が起きます。

「覚えているはず」を前提にしない

だからこそ、「一度勉強したから覚えているはず」という過信を捨て、「人は必ず忘れる」という大前提に立った学習計画が必要不可欠なのです。

大人のスケジュールは「崩れるのが当たり前」

学習計画を立てる際、忘れてはいけない大前提があります。

それは、社会人や大学生の生活リズムは、急な残業、アルバイト、飲み会などによって毎日バラバラであるということです。毎日決まった時間に学校が終わり、放課後を確実に勉強に充てられる中高生とは、環境が根本的に異なります。

そのため、「誰かにとっての完璧なスケジュール」が、あなたの生活スタイルにも合うとは限りません。

さらに、資格受験者の多くが悩むのが「スケジュールの崩れ」です。「今日は疲れたから休みたい」「急な飲み会が入ってしまった」という日は必ずやってきます。その度に手動でスケジュールを組み直していると、以下のような「無駄な時間と疲労」が発生します。

迷う時間・組み直す時間

「昨日の分をどこに入れ込もうか」と手動でパズルをやり直すだけで、勉強を始める前に疲れてしまう。

モチベーションの低下

計画通りに進まない自分に自己嫌悪を抱き、やる気を失って効率的に勉強できなくなってしまう。

戻りすぎる時間

忘れているのが不安だからと毎回最初に戻ってしまい、肝心の新しい範囲が一向に進まない。

手動で「今日の復習箇所」や「遅れの取り戻し方」を考える時間は、完全に無駄な時間です。

「今日やるべきこと」に迷わないシステムを

「一歩進んで二歩下がる」忘却ループと、スケジュール管理の手間から抜け出すためには、学習環境の力を借りるのが一番の近道です。

そこで私たちeffbokiは、忙しい大人のための「迷わない自動スケジュールシステム」を教科書に組み込み開発しました。

忘却曲線に基づいた復習のタイミングを自動で算出し、あなた自身の生活リズムに合わせて日々の学習スケジュールを自動生成します。もし急な予定で計画が崩れてしまっても大丈夫です。翌日には自動で「修正スケジュール」が組み直されるため、あなたが手動で計画を立て直す必要は一切ありません。

また、行き詰まった時に「振り返るべき関連単元」への導線もしっかり設計されています。

今日やるべきことに迷わない

「今日やるべきこと」に迷わず、一直線に進める環境を手に入れることが、忘却を防ぎながら最短で合格へ近づくための最大の秘訣です。

まとめ

忘れる前提で、復習を仕組みにする

簿記で前の単元を忘れるのは自然なことです。大切なのは、自分の記憶力を責めることでも、崩れた計画に落ち込むことでもありません。

忘れる前に戻れる仕組みを作り、計画が崩れても自動で立て直してくれる環境を選ぶこと。復習タイミングと関連単元への導線を整えれば、一歩進んで二歩下がる感覚から抜け出し、確実に実力を積み上げていくことができます。

学習スケジュールを作る 復習のやり方を見る 忘却曲線の記事を見る

よくある質問

簿記で前の単元を忘れてしまうのは普通ですか?

普通です。簿記は積み上げ型の科目なので、前の単元を忘れると次の単元でつまずきやすくなります。忘れる前提で復習を組み込むことが大切です。

復習箇所は自分で毎回考えるべきですか?

毎回手動で考えると負担が大きくなります。崩れても自動で修正され、今日やるべき復習や関連単元への戻り方が分かるスケジュールを使うと、迷う時間を減らせます。

著者
effboki編集部
監修
effboki簿記学習設計チーム
公開日
更新日

この記事は、簿記3級・2級の学習者がつまずきやすいポイントを、教材設計と質問対応の観点から整理しています。