Step 2:簿記の2つの目的(B/SとP/L)
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簿記の目的は、会社の状態を「数字」でハッキリさせることです。
具体的には二つの目的があります。
- 今の財産はいくらあるのか? (今この時点で、何をどれだけ持っていて、借金はいくらあるのか)
- この1年でいくら儲かったのか? (この1年間で、どれだけ売れて、どれだけ使って、最後にいくら利益が出たのか)
この二つの目的を達成するために、簿記では最終的に以下の二つの書類を作成します。
①「貸借対照表(”今の財産はいくらあるのか”を表す表)」と②「損益計算書(”この一年間でいくら儲かったのか”を表す表)」です。
貸借対照表(B/S)を作る
貸借対照表は、「今この瞬間の会社の姿」を切り取る写真のようなレポートです。これを見れば、現在の現金や借金の額がひと目でわかります。
- 今、現金や商品がいくらあるか
- 今、借入金などの負債がいくらあるか
- 差し引きで、会社の元手がいくら残っているか
損益計算書(P/L)を作る
損益計算書は、一定期間の「成績表」のようなレポートです。これを見れば、この1年間でどれだけ稼いで、どれだけ利益が出たかがわかります。
- この1年間で売上がいくらあったか
- そのために仕入や家賃などをいくら使ったか
- 差し引きで、利益がいくら出たか
このように、「今の状態」を知るためのB/Sと、「1年間の成績」を知るためのP/L。この2つをセットで用意することで、はじめて会社の全体像がわかる仕組みになっています。